ピーマンが血液サラサラ?

tsuka

2009年08月01日 16:26

【においが血をサラサラにするピーマンパワー】


 夏の栄養価たっぷりの青い野菜といえば、ピーマンだがあの独特のにおいが、私たちの心身の働きを整える機能性、
すなわち薬理効果がある。ピーマンの青臭さはビラジンという成分で血が固まるのを防ぎ、血栓が詰まって発症する脳梗塞や心筋梗塞の予防と治療に効果的食材で、血圧を下げる働きもある。
 
 免疫力を高めるビタミンC、抗酸化作用の強いβカロチン&ビタミンE、食物繊維なども豊富でがん予防にも効果的とされる。赤ピーマンはより含有量が高まる。青から時間がたてば赤になるが農家にとっては時間は掛かるし収穫量も減るので青いうちに出荷してしまう、全くの経済的理由からである。トマトやきゅうりなど青臭さがあるものにはビラジンが多く含まれるが、においの場合、体内に吸収することができにくいため、食べた時にどういう効果が表れるのかが重要。野菜の効果は数時間で消えてしまうため、毎日毎食摂ることが必要。ねぎ、ししとう、さやいんげん、ほうれん草、パセリ、春菊、ピーマン、にら、青じそ、玉ねぎといった臭いの強い野菜のほうが血栓予防の薬理効果が高い傾向にある。

 活性酸素抑制にはピーマン、トマト(ミニも含む)、アスパラ、キャベツが効果的。夏は汗をかき血液が濃くなり血栓症が発生しやすくなるので暑い国では食欲を促進させるとともに、血栓を防ぐ香りの強い野菜を多く摂るのです。



 


関連記事